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CD紹介:DVD & ビデオ
生誕100年ということでチェコ・SUPRAPHONから「我が祖国」がリリースされた(以前はDLVC-1086で第1曲しか見ることができなかった)。アンチェル亡命前最後の「我が祖国」となる、1968年プラハの春音楽祭での名演である(CDはこちら)。
Smetana:My Country/Beethoven:Violin Concerto/Who is Karel Ancerl?
(スメタナ:我が祖国/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/カレル・アンチェルとは誰?)
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ヘンリク・シェリング(Vn)、アンチェル指揮、チェコフィル
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1968年、1966年、Supraphon、SU7015-9
「カレル・アンチェルとは誰?」はチェコで1969年に放送されたドキュメンタリー。
ベートーヴェンの交響曲第2番第2楽章のリハーサルも素晴らしい。
Great Conductors in Reharsal & Performance/Karel Ancerl & Hermann Scherchen
(偉大な指揮者のリハーサルと演奏/カレル・アンチェル&ヘルマン・シェルヘン)
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スメタナ:モルダウ〜リハーサルと本番(アンチェル)/バッハ:フーガの技法〜リハーサル
(シェルヘン)
トロント響/ケネス・ギルバート(Cem)、CBCトロント室内管弦楽団
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1969年、1966年、Video Artists International、VAI4322
アンチェルがトロント響の楽員と良好な関係を築いていたことがうかがえる。
チェコフィル100年
チェコフィルに関わった名指揮者の演奏の断片を交えながら、その歴史を辿る。アンチェルが指揮しているのは「新世界」と「スラブ舞曲第8番」の一部。
グレン・グールド ベートーヴェンを弾く
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バガテルop.126-3/創作主題による6つの変奏曲op.34/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
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グレン・グールド(P)、アンチェル指揮、トロント交響楽団
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1970年、クラウンレコード、CRA-501
わずか数時間前にキャンセルしたミケランジェリに代わってグールドがピンチヒッターとして登場したという、いわくつきの「皇帝」である。
「我が祖国」50年の歴史 プラハの春音楽祭
- スメタナ:「わが祖国」全曲
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第1曲「ヴィシェフラド」1968年プラハの春音楽祭(チェコ・フィル/カレル・アンチェル指揮)
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第2曲「モルダウ」1981年プラハの春音楽祭(チェコ・フィル/ヴァーツラフ・ノイマン指揮)
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第3曲「シャールカ」1995年プラハの春音楽祭(チェコ・フィル/リボル・ペシェク指揮)
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第4曲「ボヘミアの森と草原より」1999年プラハの春音楽祭(チェコ・フィル/サー・チャールズ・マッケラス指揮)
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第5曲「ターボル」1994年プラハの春音楽祭(プラハ交響楽団/ネーメ・ヤルヴィ指揮)
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第6曲「ブラニーク」1990年プラハの春音楽祭(チェコ・フィル/ラファエル・クーベリック指揮)
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ニホンモニター、DLVC−1086
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2008年4月11日公開、2024年8月17日更新
高橋 綾(ayat01 @ infoseek.jp)
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